2007年05月11日
対決!窃盗団・完結
こんにちは 自販機マンデス
この写真は、「偽造500ウォン」に対応する為作られた、当時の新型コイン識別機です。
「偽造500ウォン」は、普通にお店に言って使おうとしてもしても使えませんでした。というか、そのお金を出したとたん偽造とばれて、即逮捕!でしょう(前々回の写真参考)。
ただ、自動販売機に投入すると、「あ、これは500円だ」と自動販売機が認識してしまう、加工を施されてました。この「偽造500ウォン」を作った窃盗団は、夜な夜なひと目のなくなったときを見計らって・・・「500ウォン入れて、返却レバーを押す・すると500円が返ってくる」ということを繰り返したのだ。そうすると、自動販売機の中の500円は、そっくりそのまま500ウォンに入れ替えられてしまうのだ。
当時は毎日のように、「おつりの500円が変なのが出た」とお客さんから電話があったり、会社の自動販売機管理担当者から「今日もやられてました」と報告がありました。
お客さんには、ちゃんとした500円と交換に伺い、警察には被害届を報告すると言う日々がつづいた。
基本的に500ウォンは、警察に行っても500円には換金はしてもらえなくて、結局被害者は自動販売機の管理会社に全てしわ寄せがくる形だった。「資料として、この500ウォンは保管しておきたい」といっても、「偽造硬貨は持っているだけで罪になるから」と、全て没収されたのであった・・・
早急な対応としては、、被害金額が大きくならないように「お釣りせんに500円を用意しない」「早めに売上回収をする」と言ったものだったが、被害をなくす為の根本的な解決にはならなかった。また、警察の対応も、現行犯でなければ逮捕できないと言う事で、時々職務質問をしたものが大量に「偽造500ウォン」を持っていて即逮捕!と言う事が何度かあったが、我々が期待するような成果を上げられずにいた。
「偽造500ウォン」を市場から締め出さなくては、業界はメチャクチャニなってしまう!我々の嵐のような突き上げを受けて、ついに新型の識別機がとうじょうしたのであった。これは「500ウォン入れて、返却レバーを押す・すると500円が返ってくる」という手口を封じる為の機能がついている。
具体的な仕組みはヒミツだが、「返却レバーを押したら、投入されたものがそのまま返ってくる」ようになっている。この機械の登場により「500ウォンを入れて、返却レバーを押すとそのまま500ウォンが返ってくる」という構図が出来上がった。
かくして、この新型識別機の普及とともに、「偽造500ウォン」もだんだんと姿を消し、現在ではまったく見られなくなったのであった。
猛威を振るった「偽造500ウォン」窃盗団も、我々の情熱と智恵によって退ける事が出来た!これからも、私達は快適な飲料シーンを守る為に戦ってゆくのであった!
あ~長かった・・・
めでたし めでたし^^
現在我々は、特に大分で頻発しているまったく別な手口を使った窃盗犯と対決中である、それはまたの機会に・・・
この写真は、「偽造500ウォン」に対応する為作られた、当時の新型コイン識別機です。
「偽造500ウォン」は、普通にお店に言って使おうとしてもしても使えませんでした。というか、そのお金を出したとたん偽造とばれて、即逮捕!でしょう(前々回の写真参考)。
ただ、自動販売機に投入すると、「あ、これは500円だ」と自動販売機が認識してしまう、加工を施されてました。この「偽造500ウォン」を作った窃盗団は、夜な夜なひと目のなくなったときを見計らって・・・「500ウォン入れて、返却レバーを押す・すると500円が返ってくる」ということを繰り返したのだ。そうすると、自動販売機の中の500円は、そっくりそのまま500ウォンに入れ替えられてしまうのだ。
当時は毎日のように、「おつりの500円が変なのが出た」とお客さんから電話があったり、会社の自動販売機管理担当者から「今日もやられてました」と報告がありました。
お客さんには、ちゃんとした500円と交換に伺い、警察には被害届を報告すると言う日々がつづいた。
基本的に500ウォンは、警察に行っても500円には換金はしてもらえなくて、結局被害者は自動販売機の管理会社に全てしわ寄せがくる形だった。「資料として、この500ウォンは保管しておきたい」といっても、「偽造硬貨は持っているだけで罪になるから」と、全て没収されたのであった・・・
早急な対応としては、、被害金額が大きくならないように「お釣りせんに500円を用意しない」「早めに売上回収をする」と言ったものだったが、被害をなくす為の根本的な解決にはならなかった。また、警察の対応も、現行犯でなければ逮捕できないと言う事で、時々職務質問をしたものが大量に「偽造500ウォン」を持っていて即逮捕!と言う事が何度かあったが、我々が期待するような成果を上げられずにいた。
「偽造500ウォン」を市場から締め出さなくては、業界はメチャクチャニなってしまう!我々の嵐のような突き上げを受けて、ついに新型の識別機がとうじょうしたのであった。これは「500ウォン入れて、返却レバーを押す・すると500円が返ってくる」という手口を封じる為の機能がついている。
具体的な仕組みはヒミツだが、「返却レバーを押したら、投入されたものがそのまま返ってくる」ようになっている。この機械の登場により「500ウォンを入れて、返却レバーを押すとそのまま500ウォンが返ってくる」という構図が出来上がった。
かくして、この新型識別機の普及とともに、「偽造500ウォン」もだんだんと姿を消し、現在ではまったく見られなくなったのであった。
猛威を振るった「偽造500ウォン」窃盗団も、我々の情熱と智恵によって退ける事が出来た!これからも、私達は快適な飲料シーンを守る為に戦ってゆくのであった!
あ~長かった・・・
めでたし めでたし^^
現在我々は、特に大分で頻発しているまったく別な手口を使った窃盗犯と対決中である、それはまたの機会に・・・
Posted by 自販機マン at 10:42│Comments(0)
│対決!窃盗犯